つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(200830)

おはようございます。

 

今週は5冊でした!

「0.1.2歳児保育 「あたりまえ」を見直したら保育はもっとよくなる!―足立区立園の保育の質が上がってきた理由」足立区教育委員会就学前教育推進担当 (監修)、伊瀬玲奈(著)

現場を知る勉強の一環で。

 

 

「悪徳の輪舞曲」中山七里(著)

「静おばあちゃんと要介護探偵 」中山七里(著)

「恩讐の鎮魂曲」中山七里(著)

前に読んだ本の巻末で紹介されていた中山七里さんの本、何気なしに借りてみたらものすごく面白かった!御子柴礼司シリーズは第4作→第3作と順番めちゃくちゃですが。笑 岐阜出身でいらっしゃるからか、名古屋がちょこちょこ登場する(静おばあちゃんと要介護探偵」はがっつり名古屋が舞台、名古屋弁炸裂。)のが名古屋育ちの自分としては親しみが持ててさらに嬉しい。登場人物からあふれる人間味もじんわり良い感じです。テンポよく楽しめるミステリーがお好きな方にはよいと思います。

 

 

「若者を殺すのは誰か?」城繁幸(著)

 城繁幸さんの本は2冊目。

rmoryrim.hatenablog.com

 

この国の社会保障制度も就労事情も「ひずんでる」「生きづらい世の中になっていく」と思わせられる。出版された2012年から8年経ち、状況はよりひどくなっているのではないかとも思います。

若者を思うなら今のやり方を一度壊さないと二進も三進もいかず、この国の根本にあるもっと大きなものが壊れてしまう。変化している世の中なのに制度が変わらないのはおかしい。

ただそれをやる人がいない、恩恵を受けている非若者層からのバッシングは必須、政治はそういう人たちのために機能している、という虚しさ。

自分たちの生活を政治に丸投げ、お任せ、はおかしい発想だと思うけれども、期待するのなら国民だって真剣に向き合わないと。有権者の姿勢、レベルを投影したものが政治の姿勢、レベルなのだから。

そして有権者に認められる効力ある権利は選挙権なのだから、選挙は絶対に行かないとと思いますね。