つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(200112)

おはようございます❢

 

月曜日にある手術を受けており、日帰りでしたが今週一週間は夫が在宅ワーク対応、さらに実母が応援に駆けつけてくれ自宅で安静にしておりました。

予想以上にズタボロで、産後より手厚い待遇に…サポートがあって助かりました(失笑)

どんな手術を受けたかは、私もいろいろな人のブログを見て助けられた部分が多々あるので、現在ちょこちょこと下書きをしてまとめています。

 

そんな一週間でしたがかろうじて本は読めたので、気分が良いときに何かと読んでいて5冊でした。

 

 

「前へ!東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録」麻生幾(著)

大混乱の現場で最善を求め力を尽くした方々の言動とその結果が、臨場感あふれる形でありありと語られています。あの場で公務にあたっていた方々、本当に大変だったんだなと思います。

「世の中の、何の役に立っているのかとずっと自問自答していました」

「今回、行けば、誰かの役に立てる、男になることができる。」

得体のしれない、何があるかわからない、もちろん初めての経験となる放水冷却作戦のために挙手した戦士の方々の言葉が最も印象的でした。

役に立ちたいという純粋な想いは本能、性というか、人間らしさの一つなのかなと。人の力が、運命を左右することを改めて確信した一冊でした。

 

「ダブル・ジョーカー」柳広司(著)

「パラダイス・ロスト」柳広司(著)

ジョーカー・ゲーム」の続編、短編集で読みやすく面白くて、夫も私も一気読み。イラクで起こった空爆は、この書物で書かれているようなスパイ活動も寄与してるのかな、してるんだろうな、してるよね、一般人にはわからない世界だね、と話してました。

 

オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション」田中愼一(著)、本田哲也(著)

コミュニケーションの目的は、相手を動かすこと。そのために有効なエッセンスを、オバマ元大統領が選挙時に起こしたフィーバーを例に取り伝えるものです。

私は自分のことをぶわわわーっと好き勝手話してしまう良くない癖があり、「あの人、本当はどう思ってたんだろう。もっといろいろ意見を聞きたかったな。」と反省することが多いので読んでみました。

 

以下メモ✍

・共感できる“土俵設定”がキモ

┗弱みは強みに変えられる

┗スピード勝負(2番手じゃ意味ない)

┗本人の「そのまんま」とマッチしていること、一貫していること(綻び、ギャップが出るコンセプトは早かれ遅かれ厳しくなる)

┗直球のメッセージよりも、潜在意識に初めて気付けるもの、気付きを促す形が心に響く

 

・走りながら考える、試行錯誤、とにかくやってみて微調整、の姿勢が大事

 

・相手の受け皿は十人十色。人が動くとき、感情、損得勘定、理屈も作用する要素ではあるが思い込み(そもそも持っている視点)によるものが最も大きい。何かを伝えようとする、話し手の立場でも然り。ならば視点をより多く持つ努力をする、思い込みの癖をなるべく薄くする。また日々の小さな出来事からでも、意味づけする癖をつけてみる。

 

「カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル」平野敦士カール(著)

タイトル通りビジネスモデルについて網羅的に、興味を持ちはじめの初心者(私)にもわかりやすく書かれているので良書と思いました。