つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(190408)

「「砂糖」をやめれば10歳若返る!」白澤卓ニ(著)

「日本人のための病気にならない食べ方」幕内秀夫(著)

「病気知らずの体をつくる粗食のチカラ」幕内秀夫(著)

 

幕内秀夫さんの本は4冊目でしょうか?立て続けに読んでます。

砂糖断ちはおかげさまで続けられています。ご飯をしっかり食べれば、まんじゅうもチョコレートも欲さない不思議。お友達が来たときにおしゃべりのお供に美味しく食べたくらいで、一人でむしゃむしゃはしなくなりました。

冗談ではなく、砂糖も麻薬と同じ中毒性があるということ。これまで読んできた本でも専門家によって散々叫ばれてるし、砂糖が良いなんて一言も書いてないどころか警告されている、表に出てこないけど知っておくべき事実なんだろうな(肉乳卵もしかり)。子どもに率先して与えるもんじゃないと思いました。

 

幕内秀夫さん、比較的新しい書籍を読んでみましたが特に「日本人のための病気にならない食べ方」は食生活を考えたい、見直したい方にはおすすめです。「病気知らずの体をつくる粗食のチカラ」との重複も多いため、一冊読むならこちらが良いです。

 

お子さまの小学校の給食がとんでもないことになっていると気付いたことをきっかけに、栄養学ガチガチで成り立つ給食がいかにおかしいか(幕内さんは管理栄養士です)、ご飯(お米)中心の食生活が何より大事だということを説いている方です。

何より大事、というのは健康面、安全面、経済面、また手間もかからない(手間面といえばいいのか)、日本の伝統食を守る、という点で。

 

栄養素で食事を語るのは無理がある。どれほどの種類の栄養素がどれだけ必要なのか、研究的にも誰にもわかっていないし、

炒めるとβカロテンの吸収良くなるよ〜でもビタミンCが壊れるよ〜と言われたら、私たちはどう食べるのが一体正解?となる。

栄養素で語りつくすと、必ず矛盾が生じる。

 

至極シンプルに、

日本人が米を食べるのは、米が採れるから。その土地でその季節に採れるものを食べる。そうだよな〜と納得。

奥は深いが敷居は低い、誰でもできる。

 

ご飯に合うのはお味噌汁とお漬物とか梅干しで、肉より魚が合うし、季節のお野菜で副菜を少し作ったら簡単に食事が完成する。

煮る、茹でる、蒸す、和える調理は油を取りすぎないし、

いわゆるさしすせそ(砂糖、塩、酢、醤油、味噌)で味付けしたら添加物云々で悩まないしマヨネーズケチャップソースもいらない、経済的だし、

パンやパスタより腹持ちも良い。ヨーグルトも牛乳もいらない、と言ってる。

 

腸内細菌を整えること、アメリカの小麦戦略、薬漬けの肉、白砂糖の怖さなどもわかりやすく書かれています。

選択肢が有り難いほどたくさんある、多様なライフスタイルと価値観に溢れる現代なのでそれぞれの家庭でベストを考えていけば良いと思いますが、まずは情報にリーチしてみることが重要かと思います。

 

わが家は

玄米菜食、肉乳製品卵は持ち込まない、がポリシー。魚は時々食べるしお味噌汁の出汁でとるので、私はヴィーガンではありません。

今のところこれが最善だと考えています。