つれづれ味わい日記

都内で働く3男児母の備忘録。暇さえあれば本読んでます。

今週の読書記録(200913)

おはようございます。

最近は顔や身体の浮腫が気になるように。鏡で顔を見るとテンションが下がるのですが、もう仕方ないことは諦めて気にせず、クレイパックをしたり長風呂をしたり、いま楽しめることで楽しむようにしています。

私はだいたい子どもたちと一緒に21時までに就寝4時台起床のルーティンですが、寝不足については少し改善しています。

疲れやすくなっているのか4時間ほど一気に寝られてトイレに起きる、次に起きたときは起床時間といった具合です。

 

今週は5冊、生きるスキルを上げるような真面目な本ばかりです。

 

「稼ぐ話力 相手を腹落ちさせるプレゼンテーション術」勝間和代(著)

相変わらず勝間ワールドにハマっている私です(youtubeの面白さにも気付いてしまったところ)。こちらの本も自分の弱点が見つけやすく、実際何を気をつけたらいいのかもわかりやすかった。プレゼンやビジネスでの場を考える前に日常会話から、相手のことを見ながら考えながら、言葉遣いを磨いていきたい。

 

 

勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド」勝間和代(著)

自立した人になろう、そのために必要なことを考えよう!という一冊。これもガツンとくるものがあり説得力実践のヒントありまくりで良かったです。

勝間さんが定義するインディペンデントな生き方とは具体的に

1. 年収600万円以上を稼ぎ、

2. いいパートナーがいて、

3. 年をとるほど、すてきになっていく

を表しています。

要はまずは何かに依存しなくても生きていける、自立した存在になろうということ。

インディに近付くために磨くべき力、勉強すべきこと、心の持ち方、人間関係の築き方が「実践ガイド」らしく具体的に提案されています。

インディ(インディペンデントな生き方をする人)になるために必要なものは、「じょうぶな心」と「学びつづける力」です。

「じょうぶな心」を保つためには自分の想いで環境を作る、周りと調和する、全てをゼロイチで考えない、がんばりすぎないことが必要。私は自分の想い(やりたいこと、できること、頑張りたいこと)を認めながら、それを自分の外と馴染ませる努力(世の中の不条理や女性が生きづらい社会構造を認めながら)を自然にできる状態だと解釈しました。

頑張ろう、とは何かがあると思いがちなことですが、「じゃあ何を頑張るの?」「なぜ頑張るの?」が自分の中であるかどうか。腑に落ちることでないと、頑張るのが辛い、頑張りすぎる、誤った方向の頑張るになってしまう。頑張ることなら誰でもできる、本当に頑張らなければならないのは、この辺りの選定なんだとすっぱり主張してくれていて、とても清々しい。

キャリアを考える際に勝間さんの「わらしべ長者理論」はとても参考になります。人よりちょっと優れていること、無理なく長所になっていることを見つけ、それを価値に、キャリアの武器にしようという考え方。その際「学びつづける力」を発揮し、得意なことにさらに磨きをかける姿勢が向上には必要。ここでも学びつづけることは誰でもできる、本当に必要なのは何を学びつづけるのか、なぜ学びつづけるの?という方針の選定なのだと言われているようです。学習そのものが目的化しないよう。

 

私はこの本から大いなる刺激を受けたので産後の時間を充てて勉強したい、学びたいことが何なのか、そのためにまず何をしなきゃいけないのかということを夫を壁打ち相手に決めて、

「お金をコントロールする」「お金を稼ぎ、賢く使えることが自信につながる」意識が足りないことも気付くことができたので(家計簿的

なものは数年前から放棄している)、毎日手帳にメモするようにしています。

 

 

「妹たちへ2」日経WOMAN(編)

勝間和代さんのパートが読みたくて借りたもの、どんだけ好きなんかって感じですね。笑 さまざまな業界で活躍されている17名の女性の大先輩が、20代30代の「妹たち」に向けて経験からのエールを送っているものです。

予定通り希望通りシミュレーションした通りにキャリアを積み重ねた人はいなくて、その時その時の気づきや出会いで流れるように、田渕久美子さんの言葉を借りるなら「意思を持って天に任せ切る」を実践された方ばかりだということ。決意とか覚悟とか、前進するときにはある程度の「意思」は必要だと思うが、判断を誤ったり失敗したところで死ぬわけではないし自力で制御できることばかりでもない、まして世界が終わるような話でもない。なので背負いすぎる必要はないんだな、と肩の力が軽くなるような感覚でした。

 

 

「女に生まれてモヤってる!本当は「自分らしく」いたいだけなのに」ジェーン・スー(著)、中野信子(著)

ジェーン・スーさんの本は面白い!」と中高時代からの友人、YちゃんとAちゃんから偶然同時期に聞き予約したのが2月末のこと。半年以上待ってようやく一冊届きました!そして今でも20人以上が待っている、早く返さねば。

ジェーン・スーさんと中野信子さんの対談本。これまであまり女性に生まれたことについてモヤっとしたり、生きづらく感じたことがない(読みながら初めて気付いた)のでサラサラっと読んだ。父以外はみな女性という三姉妹家庭だったからか、中高女子校で「男だから女だから」という話題と縁遠かったからか、はたまた私自身が鈍感すぎたのか自由すぎたのか。その後進学した大学は共学(男女半々の理系学部)、新卒で入った会社の職場は9割男性という環境だったが、「自分らしくいたいのにいられない」というジレンマに悩んだ記憶がさっぱりない。夫との生活でも、今のところそういう役割分担的なことで困ったこと、イラついたことってほとんどない。非常に幸せなことだ。

そんな私でも「たしかに社会の構造はこうなっているよな」「こういうステレオタイプ、突っ込まれ方、考えてみたらおかしいけど女性ならでは」と納得、共感できることは多々。終盤の「選んだ答えを正解にしていく」という中野信子さんの言葉には勇気をもらえたし、なるほどそんな風に捉えて前に進んだらいいのか!とプチ目から鱗だった。

 

 

「人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 「自立」から「相互依存」へ」勝間和代(著)

「インディペンデントな生き方」の続編といった位置づけ。まずは自立した存在(インディ)になる、それができたらさらに相互依存(インターディペンデント、インタディ)という意識を働かせたほうが人生楽しくなりますよ、というお話。

「インディペンデントな生き方」を読んで、納得してさらにさらに深めたい場合はこちらも続けて読むことをおすすめします。重複するところはおさらいとして読めますし、「インディペンデントな生き方」から出た質問意見に答えている箇所もあります、そしてやっぱり納得感もあります!

今週の読書記録(200906)

おはようございます。夜の雨音がすごかったですね。ここ数ヶ月は2,3時間おきに起きてしまう毎日ですが、今日は園雨がすごくてなかなか寝付けず…。

 

今週は5冊でした。

「贖罪の奏鳴曲」中山七里(著)

「追憶の夜想曲」中山七里(著)

「さよならドビュッシー」中山七里(著)

中山七里さんのミステリーは相変わらず面白い!御子柴シリーズは4冊とも安定の面白さ、いつもクレバー。

今週は御子柴シリーズではない「さよならドビュッシー」も。「静おばあちゃんと要介護探偵」の玄太郎さんみち子さんコンビと「追憶の夜想曲」の岬検事の息子がここで出てくるのか、という繋がりも良いですね。あと名古屋が舞台になっている点も個人的に親近感。

情熱というよりは執念、執念というよりは狂気。御子柴シリーズにはない、生きることに対する熱さが感じられる作品でミステリーなんだけど、前向きな活力をもらえる一冊。

 

 

「人生確率論のススメ」勝間和代(著)

「起きていることはすべて正しい 運を戦略的につかむ勝間式4つの技術」勝間和代(著)

私のブログを読んでくれたTさんが勧めてくださった勝間さん。著書がとにかく多いので、タイトルから面白そうなものをチョイス。

勝間さんの世界観、哲学、頭の中は深くてとにかくロジカル。複雑で全て理解するのは私の頭では難しいのですが、勝間式を日々の生活に落とし込んで行動し、柔軟に変化・進化している姿からも腹落ち感ありまくりです。

運に良し悪しなんてないんだ!というところから始まり、運気とか運命とか割と信じている渡し方すると衝撃でしたが、読み進めていくと勝間さんが一貫して強く説いているのは「選択と集中」を実践し続けることの重要性。

情報収集をせよ、自分が活躍できる特技や場所を探し出せ、コツコツとなすべきことを積み上げよ(やらなくていいことは捨てよ)、などなど。

日々インプットとアウトプットを怠らない、勉強家かつ活動家でいらっしゃる勝間さん。勝間ワールドにすっかりハマった今週でした。

 

あと、これはカウント外ですがお菓子本も今週は2冊。作ってみたいものはコピー済み!

「マクロビだからカンタン。ふんわりしっとりケーキ」上原まり子(著)

「マクロビだからカンタン。グルテンフリーのお菓子」上原まり子(著)

2020年8月の振り返りと9月の行動計画

こんにちは。少し暑さが和らいできた気がするのは気のせいでしょうか。

 

 

勉強

  1. 読書する
  2. 保育士資格を活用する
  3. お母さん向けワークショップ、保育園支援コンテンツのブラッシュアップをする

 

 

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8月の読書は20冊でした!結構読みましたね。

 

岡本太郎さんの強烈で真っ直ぐな世界観に触れられたこと、

良い習慣づけをしよう!と改めて思えたこと、

中山七里さんのミステリーが楽しい!と知れたことが収穫でした。

 

保育園支援の案件がぽっと出てきたので出産ぎりぎりまで、なんだかんだやることが細々残っているのですが頑張ります!

 

 

レジャー

  1. 行ったことのない場所に家族で行く
  2. お野菜・お米購買先に行く(茨城県・愛知県・岡山県
  3. 夫と話し合うためのお出かけをする
  4. 一人でも楽しいお出かけをする

家族でのお出かけ、海浜公園で遊んだり那須に行ったり夏休みを楽しみました!

 

レジャーではないのですが、7月末にお会いしたTさんに勧められたことをきっかけに、アニメも観ています。他の友人知人情報も含めて今預かっているアニメや漫画のおすすめリスト。

鬼滅の刃amazonプライムで26話まで観た)

・キングダム(amazonプライムでシーズン2まで来たところ)

約束のネバーランド(未)

BANANA FISH(未)

サマーウォーズ(田端のミニシアターで夫と観た)

・プロメア(amazonプライムで観た)

サンクチュアリ(未)

どれも面白いのですが、サマーウォーズとキングダムが今のところ特にお気に入り。

サマーウォーズはひっさびさの映画館(5年ぶりとかじゃないか)に行くきっかけになり、映像と音響を満喫してストーリーに集中する非日常空間って貴重だなと。その前に夫婦でランチできたのも、よき時間になりました。

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土鍋ご飯がたっぷりあったのですが、このご飯もおかずも美味しくて空っぽになるまでおかわりをしました。

 

サマーウォーズを観て。

アナログとデジタル、時代はデジタルにだいぶ傾いているし勢いもすごいけれど、アナログでしかできないことは今でもたくさんある。デジタルが得意なこと、デジタルでしかできないこともある。それを踏まえた上で、0か100かではない塩梅で立ち振る舞いたいなと。

 

そしてキングダムも個人的に熱いです。戦う、争うことに対してあまりポジティブな感情を持たない私なのですが、捉え方が少し変わりました。なすべきことをなす、それ以上でもそれ以下でもないんだなと。自分の「なすべきこと」が何なのか、明確であればあるほど迷いの幅は狭まりそうです。

 

9月になったら外出もほとんどできないだろうと思い、ちょこちょこ人とも会ってエネルギーを補給しました!

 

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SさんTさんと食べた本格インド料理、また行きたい!

 

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Yさんとヴィーガンランチ&デザートをしたワイアードボンボンはやっぱり美味しい!

 

 

人の縁

  1. 家族(父母妹、義両親)との連絡を絶やさない
  2. 価値観の近い人と繋がる
  3. 会いたい人に会う
  4. 相手に喜んでもらえること、安心してもらえることを努めてする 

レジャーのところで書いたので割愛。

 

 

健康

  1. ジョギングをする
  2. ジムに行く
  3. ラソン大会に出場する
  4. 休みたいときは休む
  5. 腹八分目、食べ過ぎない
  6. 家でのトレーニング(スクワット、腹筋、腕立て伏せ、表情筋etc)を日課にする

ジョギング、ジム、マラソンはお休み。

5月から引き続き腹八分目、食べ過ぎない(夜は18時までに、なるべく小食)、家でのトレーニングを継続中。…だったのですが最近はストレッチや筋トレをするもかなり制限がかかるので、無理のない範囲で。その代わり浮いた時間を、家の中の大掃除を少しずつ進めることに費やしています。巣ごもり本能的なやつでしょうか…?

 

 

家庭調和

  1. 玄米菜食&肉乳卵フリー
  2. 毎朝水回りを掃除する
  3. 子どもたちに礼儀正しさを教える
  4. 夫をかっこよく仕立てる

良くも悪くも特段書くことがない、、、!

 

 

お楽しみ

  1. 外見を磨くための観察、インプット、アウトプットを何かとやってみる
  2. お手本にしたい人、取り入れたい友人の良いところをたくさん見つける、そして真似る
  3. お味噌を作る
  4. 梅シロップを作る
  5. お菓子作りを楽しむ

こちらも特段書くことがない、、、!

余談ですが一時期わが家にかぼちゃが2.5玉という嬉しい悲鳴の時があり、かぼちゃスコーン、シナモンを効かせたケーキ、シンプルに蒸かす、マッシュしてサラダ、かぼちゃコロッケ…などなど、かぼちゃ祭りを開催しました。笑

 

 

 

 

9月は無事に第三子を迎えること、それだけです!

今週の読書記録(200830)

おはようございます。

 

今週は5冊でした!

「0.1.2歳児保育 「あたりまえ」を見直したら保育はもっとよくなる!―足立区立園の保育の質が上がってきた理由」足立区教育委員会就学前教育推進担当 (監修)、伊瀬玲奈(著)

現場を知る勉強の一環で。

 

 

「悪徳の輪舞曲」中山七里(著)

「静おばあちゃんと要介護探偵 」中山七里(著)

「恩讐の鎮魂曲」中山七里(著)

前に読んだ本の巻末で紹介されていた中山七里さんの本、何気なしに借りてみたらものすごく面白かった!御子柴礼司シリーズは第4作→第3作と順番めちゃくちゃですが。笑 岐阜出身でいらっしゃるからか、名古屋がちょこちょこ登場する(静おばあちゃんと要介護探偵」はがっつり名古屋が舞台、名古屋弁炸裂。)のが名古屋育ちの自分としては親しみが持ててさらに嬉しい。登場人物からあふれる人間味もじんわり良い感じです。テンポよく楽しめるミステリーがお好きな方にはよいと思います。

 

 

「若者を殺すのは誰か?」城繁幸(著)

 城繁幸さんの本は2冊目。

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この国の社会保障制度も就労事情も「ひずんでる」「生きづらい世の中になっていく」と思わせられる。出版された2012年から8年経ち、状況はよりひどくなっているのではないかとも思います。

若者を思うなら今のやり方を一度壊さないと二進も三進もいかず、この国の根本にあるもっと大きなものが壊れてしまう。変化している世の中なのに制度が変わらないのはおかしい。

ただそれをやる人がいない、恩恵を受けている非若者層からのバッシングは必須、政治はそういう人たちのために機能している、という虚しさ。

自分たちの生活を政治に丸投げ、お任せ、はおかしい発想だと思うけれども、期待するのなら国民だって真剣に向き合わないと。有権者の姿勢、レベルを投影したものが政治の姿勢、レベルなのだから。

そして有権者に認められる効力ある権利は選挙権なのだから、選挙は絶対に行かないとと思いますね。

大人の斜視手術⑥~術後8ヶ月のいま~

おはようございます☀

 

今年頭に受けた斜視手術に関する記事が思いの外読まれているようで驚いています。

 

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経験したこと考えたこと感じたことをすぐ忘れてしまう性格がどうしようもなく、特に今回の手術のことは忘れたくない、覚えていたい!という思いで、自分のための備忘録のつもりで書き残したもの。

記憶の薄れる前に…と勢いに任せて書いたので読みづらい点もあると思いますが、症状に悩まれている方、手術を検討している方の一材料になっていたら幸いです。

 

いま思うと本当にタイミングに恵まれたというか、次男の育休、今回の妊娠、友人と妹の結婚式参列予定(妹のほうは延期しているけど)、長引くコロナ禍、全部ひっくるめて考えてみてもあのタイミングの手術しかありえなかったし、

手術してよかったと心から思っているのでこの幸運に、担当してくださっている根岸先生には感謝せずにはいられません。

 

術後は6回ほど診てもらっています。T眼科は半年経ったところで別の先生にも診てもらいたいな、と思い立って。

次回は約1年後の2021年2月に東京日帰り手術クリニックにて、診察の予約済み。

手術翌日、アプリにて遠隔診療(2020.1)

1週間後、東京日帰り手術クリニックにて診察(2020.1) 1650円

1ヶ月後、東京日帰り手術クリニックにて診察(2020.2) 2030円

4ヶ月後、東京日帰り手術クリニックにて診察(2020.5) 1280円

半年後、T眼科にて診察(2020.7) 2260円

8ヶ月後、東京日帰り手術クリニックにて診察(2020.8) 1280円

 

東京日帰り手術クリニックで検査することは毎回変わりません。

眼鏡をかけた状態で浮き出てくるセミの羽を掴んだり

サングラスをかけ懐中電灯の光の数を数えたり、光がばってんに見えるか確認したり、

片目に長細い定規を当てたり外したりしながら、少し離れた廊下の  ドラえもんや近くの先生を見る検査とか。

 

物の見え方については術前と全く変わりません。1週間後診察の際に「光が強くて眩しいときに物が2つに見える」と、唯一気になっていたことを根岸先生にお伝えしたと思うのですが、その症状は程なくして消えました。

 

外観的なところについては「斜視が少し残っているが、程度は改善しているし8ヶ月経っても安定している」とのこと(これはT眼科でも同じ診断)。

目の充血が完全にひくのに1ヶ月半~2ヶ月ほどかかったかな、という感じでした。

眩しいところが以前から苦手で、そういう場所で写真を撮ると集中してレンズを上手く見られない、目線外れちゃうだろうな、という自覚があって(そして案の定目線はズレてる)、今も少しその意識傾向があるのですが、撮られた写真の目線は合っています。

家族には斜視が戻ってきたと感じたら遠慮なく指摘してほしいと伝えていますが、今のところ気にならないとのこと。

自分の姿がどう見えているかは自分では把握しきれないし、戻ったら嫌だなと気にしていますが、術前を知る友人が「すごく良くなったよ!」と言ってくれることもあって状態は良好だと思っています。

今後斜視の残存の度合いが再手術したほうがいいかも、というところに来たとしたら、私は再手術すると思います。

根岸先生のことも手術内容も信頼しているし、術後自分の心身に起こる変化も経験して納得しているので。怖くないかと言ったら嘘になるけど、斜視が改善された後の、悩みから解放された視界視野に期待したい気持ちの方がよほど大きいです。

 

次回の診察までだいぶ間が空きますが、気になることがあればまた記事にしたいと思います。

 

追記(2021.9)

再手術しました!

 

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今週の読書記録(200823)

おはようございます☀

わが家は一昨日、昨日と那須塩原に。

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はやぶさとこまち連結のなすのに乗り、那須塩原駅ではイーストアイに運よく遭遇。

 

今週の読書は4冊。

「死を招いた保育 ルポルタージュ上尾保育所事件の真相」猪熊弘子(著)

保育に関わる者として知っておくべき事件かと思い一読。保育所が子どもにとって安心安全な場所であるべきはもちろんだけど、職員や保護者にとってもそうでなければいけない。働きやすさ、預けやすさ(信頼を置けるかどうか)といった観点も全てが保育の質に繋がってくる。思いの丈を伝えきれない、未熟な子どもの心と身体を預かる仕事だからこそ、大人どうしは意思疎通を怠ってはいけないし侮ってもいけない、心身が健全でないと務まらない仕事だと感じた一冊。

 

 

「自分を変える習慣力 コーチングのプロが教える、潜在意識を味方につける方法」三浦将(著)

Sさんに勧められて。習慣づけのポイントや重要性、効果がわかりやすく書かれていてGOOD!目標や目的に合わせスイッチになるような、キーとなる習慣をまずは一つ始める、頑張りすぎない程度に続けられるようになることが重要とのこと。歯磨きのように無意識に毎日やっているレベルまで来たらこっちのもの。そういえば私にとってのキー習慣、頑張りすぎず、かつ意識して毎日続けていることは起床後の筋トレストレッチですね。5月から3ヶ月ほど、定着化してきました!

 

 

「ちょいバカ戦略 意識低い系マーケティングのすすめ」小口覺(著)

タイトルに釣られて。ちょいバカ、意識低い、とタイトルの引きが強めですが内容はいたって真面目。広く受け入れられるビジネス、大衆ウケを狙うときのポイントとは、という話。納得感があり実際の事例も「なるほど~!」「ああ、この製品はこういう狙いで!」「こんなパターンもあるのね!」と面白く読めました。

 

 

明日の記憶荻原浩(著)

 金魚姫が面白かったので萩原浩さん著書第二弾。

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主人公は若年性アルツハイマーに罹った男性。期待された仕事があるのに、これからも一緒に過ごしたい妻がいるのに、孫の誕生を控えているのに、全ての未来を得られなくなる怖さ、過去を失う悲しさ、現在もままならないやるせなさ、これまでできていたことが巻き戻されていく絶望感。運命に抗えない虚しさ。忘れられていく、人格の変化を目の当たりにする家族も辛いですよね。

それでも明日はやってくるし私たちは生きている。そんなときにどこに希望を見出したらいいのか、相変わらず終始丁寧な荻原さんの文章から考えさせられる一冊でした。

今週の読書記録(200816)

こんにちは、相変わらず暑いですね。

昨日作ってみた和風パフェ。ただの寄せ集めと言ったほうが適切かもしれませんが…美味しかったし子どもたちも喜んでくれたので良し。

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豆乳葛プリン、豆腐バナナアイス、白玉団子(長男と作った)、あずき、落花生おこし(千葉土産でもらったもの)が乗ってます。

 

 

今週は4冊。

 

「金魚姫」荻原浩(著)

「そんなことあるか?」というなかなかのファンタジー感満載ストーリーだが、主人公の現実はリアルに厳しい現代社会、「あるある」が詰まっている。軽く仕上げる文章のノリは読みやすい。軽いのに登場人物の描写には丁寧さが感じられるし、時折飛ぶ過去の場面の作り込みも秀逸。このギャップがなかなか面白く、夏にぴったりの作品だと思った。

見えないものを見る、全ては繋がっている、はある、と強く思っている私としては納得感がとてもありのめり込みやすい作品でした。

 

 

「自助論」S.スマイルズ(著)、竹内均(訳)

世界的名著といわれるビジネス書。所蔵数が少ないのかちょっと待ちました。福沢諭吉の「学問のすすめ」やカーネギーの「人を動かす」同様、基礎的だけど大事なエッセンスが詰まっている一冊ですね。働き方生き方を考えたくなったら読む本、一読の価値はあります。

国民の姿がそのまま政治の姿だということ、愚直に努めること、組織を健全にしたいならまずは家庭を、というところが特に印象に残りました。

 

 

「ファミレス」重松清(著)

重松清作品は大学時代バイト先の後輩が貸してくれて以来、結構読んでます。でもここ数年読んでなくてかなり久しぶりに読んだなと。何気ない日常から伝えるメッセージはまあまあ強めなんだけど、さりげなさと優しさもある作風が好きです。

今回の主人公は奥さんや家族との付き合い方、家族の在り方に悩むアラフィフの男性3人組。家族の一員であり、家庭での役割もあるけど、大前提私は私という個人。その私個人にもずっと変わらない面と時を経て変わっていく面がある。その中でどう生きていきたいか?どう生きられるのか?は考えますよね。20歳で大人になって80歳までの人生、とざっくり考えたら50歳はちょうど折り返し地点、そんなタイミングで登場人物は悩みます、というお話。

変わらない面、自分だけの「核」を知ること。これは必要だと思わせてくれる一冊でした。

 

 

フィンランドの教育はなぜ世界一なのか」岩竹美加子(著)

 以前オランダの教育本を読んでいたとき、ちょうど義母はフィンランドの教育本を読んでいて。なかなか面白いのよ~と話を聞き、気になっていました!フィンランドの教育本ってめちゃくちゃ出ているんですね、キーワード検索してヒット数にびっくり。

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入学式も運動会もテストも制服も部活も偏差値もない。学費も基本的には大学まで無償。人生観を教えるカリキュラムが豊富、義務と権利は常にセットで考えさせる、時間割は自分で必要なものを選んで決める。

すべての子どもたちに等しい出発点を与える、という根底にある方針も実際に稼働している制度も素晴らしいが、一度働いてからまだ大学に戻ることも可能、という寛容な社会も良い。大学での学びが専門的になってきた頃就活で、授業や研究室に行けないなんてこともない。働くために学ぶ、働きたいときに働く、学びたいから学ぶ。働くことと学ぶことは密に関連して良いはずだし、学びは大学生で終わり、なんてことでもない。それを体現していることが学力も幸福度もトップクラスを維持している秘訣なのかなと。